September 2024
ブルーノ・サッコ氏と大好きなクルマのデザイン。
2024/09/29 03:49 Filed in: クルマの話
ブルーノ・サッコ氏が亡くなった。
このブログを読んでいる皆さんの多くは、あの頃系メルセデスの愛好家だと思いますので、氏については今さら説明の必要がないでしょう。いろいろ書きたいことはありますが、けっこうな夜中になってしまったので、昔書いた原稿をそのまま貼り付けておきます。2009年にジャーマンカーズ誌に「ネオクラシック特集」用として20ページ分くらい寄稿したもののうち、デザインについて書いたものです。入稿時のものをそのまま貼り付けますので、誤字、脱字等についてはご容赦ください。誌面の切り抜きはどこかに紛失してしまったので、写真はメルセデス・ベンツのメディア用サイトから拝借したものを使用します。
ネオクラシックな世代のドイツ車の魅力、まずはデザインから検証してみよう。目の前に、アルピナB9/3・5クーペを用意した。GC読者の皆さんには説明の必要もない名車。言うまでもなく、BMW6シリーズ・モデルE24をベースに、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏率いるアルピナが、選ばれし特別なオーナーのために仕立てた大人のハイパフォーマンスロードカーである。
世界でもっとも美しいクーペと称されたこの6シリーズのスタイリングは、登場から30年以上が経た今日に至ってもなお、堂々とその英明を引き継ぐことができる新たなクーペの存在が怪しいほど、美しい。
撮影のためにスタジオに持ち込み、日常ではあり得ないほどの強い光で照らしてみる。すると、ハイライトはただ白く跳ね返るだけでなく、そこに必ず特徴的なフロントマスクへと収斂するエッジが現れることに気づく。躍動感にあふれる。エッジを挟んだ対称面の黒い影の中にさえ、見えないはずの線を知らず知らずのうちにイメージしてしまう。深い。
スタジオの壁ぎわまでゆっくり十歩さがって、クルマのそばを忙しく動く撮影スタッフ越しに静かに眺める。人間がそばにいることで、このクルマは、ただ美しいだけでなく、この上なくふくよかで、安心感が漂い、涙が出るほどのやさしい表情になる。気持ちが落ち着いてゆく。
工業製品におけるデザインの難しさは、カタチが機能を包むためのスキンであるという前提を越えられないことにある。デザイナーたちは、まずその壁に立ち向かう。エンジンやトランスミッション、サスペンションやタイヤなどの機関系コンポーネンツは、車両のコンセプト段階で決定された性能を発揮するために、すべてに最優先してレイアウトされる。もちろん乗員や荷物の空間も適切に配置されなければならない。
予算も限られている。たとえ素晴らしい造形が可能になることが分かり切っていても、決められた制限を超える素材や成形方法を用いることはできないし、それが量産を前提としたモデルであれば、予算管理は生産プロセスまでを含むことになり、デザインの自由度はますます収縮する。結果、大方の工業製品のデザインは、エンジニアと予算管理者と、デザイナーのせめぎ合いの中で、妥協の産物として決定される。
アーティスティックな才能の丈を存分に表現できるというわけではないという意味で、工業デザイナーは芸術家とはまったく異なる職業で、したがって生み出される製品は芸術作品などであるわけがない。目の前のアルピナも、例外ではない。
ところが、ときどき奇跡は起こる。目の前のアルピナが、まさにその一例である。ここまで普遍的な美しさを放つ工業製品は、本当に珍しい。
いよいよ本題である。なぜBMW6シリーズ・モデルE24は、こんなにも美しく誕生することができたのか。奇跡であるとしても、その背景に奇跡に結びつく事実はなかったのか。そもそも、6シリーズの美しさは、本当に奇跡の賜なのか。そして、なぜ次々と誕生してくる新しい世代のクルマたちが、このクーペを超える強い個性で“世界一美しいクーペ”の座を奪うことができないのか。
その答えを見つけるために、興味深いストーリーを紹介しよう。ネオクラシックは、なぜ美しいのか。
“1933年”という
奇跡のキーワード
僕らが大好きなW124やW201、W126などのGC的世代のメルセデス・ベンツは、ブルーノ・サッコというイタリア生まれのデザイナーの作品だ。サッコはそのほかにも、R129やW140も手がけていて、まさにGC読者が夢中になっているベンツの造形は、すべて彼の手によるものだと言っても過言ではない。
'58年にダイムラー・ベンツに入社したサッコは、フリードリッヒ・ガイガーという老練なドイツ人デザイナーの下に配属され、彼がリーダーを務めるデザインスタジオでカーデザインに対する造詣を深めてゆく。一般に自動車メーカーにおけるデザイン部の構成はチーム制で、リーダーの主宰するスタジオごとに作業が進められることが多い。サッコが就いたガイガーは戦前からベンツに籍を置くデザイナーで、戦前の500K、戦後の300SLクーペ&ロードスターが代表作だといえば、その実力たるや推して知るべしである。
サッコが配属されたガイガーのデザインスタジオには、1年前から同じくガイガーの下で働くことになったもうひとりのデザイナーがいた。彼の名は、ポール・ブラック。フランス生まれのブラックは、すでにベンツの先行デザインに関するチーフの立場で活躍しており、W100=600リムジンを皮切りに、W111/112、113、108、109、114、115という、いわゆるタテ目のベンツをガイガーのサポートの下で次々と完成してゆく。
いわばガイガーの一番弟子として、ベンツのデザインの一時代を築いたブラックは、'67年にベンツを去り、フランス版新幹線、TGVをデザインした後、'70年にBMWへ入社。ミュンヘンオリンピックを記念して製作されたコンセプトカー・BMWターボを手始めに、5シリーズE12、3シリーズE21、そして6シリーズE24、7シリーズE23といったモデルをデザインディレクターの立場で取りまとめていく。逆スラントフェイスにキドニーグリルと丸いヘッドライトのあのBMWフェイスは、タテ目のベンツを描いたのと同じ頭脳と感性の下に完成されたのだ。これらのモデルのデザインコンセプトが、現代の各モデルに至るまで、BMWのスタイリングに強い影響力を残し続けていることは周知の事実である。
ブラックの残した仕事について知った後で、目の前の6シリーズを眺めると、なるほどタテ目のベンツに通じるやわらかい造形が見て取れるような気がする。これはあくまでも個々の主観による感想が最優先されるべきだから、みなさんも各自、それぞれの感想を抱いてみてほしい。
さて、ガイガーの二番弟子としてベンツのデザインスタジオでキャリアを積み重ねてきた我らがサッコはというと、'73年のガイガーの引退を受け、翌年にベンツのデザインスタジオの責任者に就き、その後は前述の通り、GC的ベンツの各モデルを次々と完成させることになるわけだ。
長々とした事実関係を読み切ってくれたことをみなさんに感謝しつつ、ふと、こんなことに気づかないか?という問いかけをしたい。
メルセデス・ベンツとBMW、中でも僕らが大好きで、この先もずっとずっと大切にしてゆきたいと思える世代のドイツ車は、たった2人の才能が、ほぼすべてを描ききっているのではないか、ということだ。
もちろんクルマのデザインは、チームで取り組むべき要素が少なくなく、例えばBMWの5シリーズに関しては、ベルトーネに在籍していた頃のマルチェロ・ガンディーニが副デザイナーとして参画していたという記録があるし、6シリーズにおいてもベルトーネの面々との関わりはあったようだ。けれども、デザイン・コンペティションの舞台へと上がってくる何十、何百の提案を選定し、1枚のスケッチを高みへと極める任を完璧にこなし、僕らが大好きなGC的世代のドイツ車をデザインしたのは、ポール・ブラックとブルーノ・サッコのたった2人のデザイナーなのだ。彼らをカリスマと呼ばずして、他にどう表現すればいいのか。
さらに驚くべき事実がある。我らがカリスマのこの2人は、20世紀カー・オブ・ザ・センチュリーの25台に選ばれた300SLを描いたフリードリッヒ・ガイガーという才能の下に机を並べ、世紀の大師匠の前で戦われるコンペティションを勝ち抜くためのデザインワークに共に切磋琢磨したライバル同士でもあるのだ。
もっと言おう。フリードリッヒ・ガイガーが夢高くダイムラー・ベンツに入社したのは1933年。奇しくもポール・ブラックとブルーノ・サッコともに、同じ1933年にこの世に生を受けている。存在自体に因縁すら感じる独・仏・伊の3人のデザイナーの残した仕事を知るにつけ、つくづく美への感動は、個人の仕業に対する崇拝なのだなと思わずにはいられない。そうは思わないか?
アーティスティックな造形が
許されたネオクラシックな時代
前段で、工業製品におけるデザイナーの憂鬱についてお話しした。残念ながら、BMW6シリーズ・モデルE24を超えたと誰もが認める美しいクーペは、未だに登場していないことも多くのGC読者に同意してもらえると思う。そして、実は同じ師匠の下で修業した、たった2人のカリスマに、心を奪われてしまった我々なのだという事実も判明した。
それでは、なぜ次はないのか。どうして3人目のカリスマは、現れてくれないのか。そもそもクルマにとって、デザインとは何なんだ。
今年上半期の話題を独占した、プリウスとインサイト。GCの読者の中には、ひょっとしたらもう忘れてしまった人もいるかもしれないが、両車のカタチを思いだしてほしい。私の周りの多くの人は、よく似てるよねと言っていた。燃費のために空力性能を追求すると、やっぱり同じようなカタチになるんだねと言っていた。ま、確かに似ていると言われればその通りだが、私はトヨタとホンダのデザイナーは、共によく頑張ったと思っている。つまり、よくぞあそこまで違うカタチに持っていったもんだと思うわけだ。
ハイブリッドシステムの仕組みが違う両車は、乗員数やサイズなど、基本的なコンセプトは酷似していても、スキンの下に包み込む内容物の違いによって、まったく同じカタチにはならない。けれども、それはブラックが6シリーズを描いたときほど自由な造形が許されているということと同義ではない。いちばんの理由は、空力に於ける性能要件が極端に高まってしまったことにある。
クルマに限らず乗り物は、速度が高まるにつれて、急激に空気による影響を受けるようになる。コンサバティブなセダン型の乗用車でも、速度が60km/hに達した時点で、空気抵抗の大きさが全走行抵抗の半分を超えると言われている。もともとアウトバーンでの高速走行が開発の前提にあるドイツ車では、空力抵抗の軽減だけでなく、あらゆる意味での空力性能の向上に寄与するためのデザインアプローチが見られた。目の前のアルピナに装着されたチンスポーラーやリアスポイラーもそうだし、極端なほど分かりやすい例で言えば、ポルシェの巨大なリアウイングなどは、速く安全に走るための理屈に基づいて徹底的に磨き込まれた結果の造形に他ならない。
ところが、世の中は徹底的な高効率、つまり燃費の向上をすべてのクルマに備えさせなければならない時代に突入した。こうなると、4つのタイヤとお約束の機関類、そして乗員と荷物のための空間といった、クルマの構成要素が変わらない限り、カタチは極端に似通ってくる。ボーイング社とエアバス社には何種類もの飛行機が存在するが、丸い胴体と主翼と3枚の尾翼の有り様は、誰にでも見分けが付くほど違ったりしないのと同じことだ。飛行機は、性能的なデザイン要件のほぼすべてが空気そのものだから、あぁいうふうにしかならないのだ。
カーデザイナーの仕事は、大きく変わりつつあるのかもしれない。それは、今回登場した3人のデザイナーたちが、工業デザイナーとしての制約を受けつつも、造形そのもので明らかな個性を表現する余地が大きく残されていたのに対し、もはや世界中の自動車メーカーのコンピュータがはじき出す似たような正解を、それぞれのメーカー製らしく見せるためのリフォームに限定されてしまったのではないかということだ。すべてのエンブレムを外し、窓や灯火類をまっ黒に塗りつぶしてなお、どの角度から見ても車名が一目瞭然で答えられるような個性的な造形を持った新車が、どれだけ存在するのか。
造形に対する感覚は、極めてアーティスティックな要件だから、個人の才能に因るところが大きい。偉大な作曲家がひとりで何曲もの名作を残すように、クルマにおいても同じことだ。カリスマデザイナー、大歓迎。最高のデザインは、組織の合意で生まれるものなんかじゃ、ない。
もちろん、21世紀のカリスマデザイナーが登場してくれることを、心から望んでいることは、みなさんも同じだと思う。我々凡人が思いもつかない手法で、ブラックのような、サッコのような作品を生み出して、僕らを魅了してほしい。けれども、その時が来るまでは、性能要件が穏やかだった分だけ、時代を遡ればのぼるほど、きらめくアーティスティックな才能に触れることができる。ネオクラシックは、だから美しい。
Bruno Sacco
1933.11.12 - 2024.9.19 享年90
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情景が蘇る・情景を遺す、そういう音を。
2024/09/16 08:01 Filed in: スピーカーシステム
みにくい「自前サーバーブログ」が続いていますが、もうしばらくご辛抱ください。facebookに寄せられた視聴環境ごとの見え方について、対策を検証しています。
この方のNAロードスターに音楽のある空間を加えさせていただいたのは、ちょうど1年ほど前になります。NAロードスタースピーカーシステムtype2、3Dシステム、BassPLUS+をDSPパワーアンプでセットアップするフルシステムです。
詳しいことは、過去に書いたブログに詳しく書きましたので、そちらをご覧になってください。
『音楽は、心に響くもの。』
一昨日、IYAGarage へ試聴に来てくださった方にも訊ねられたのですが、わたしがスピーカーシステムを通じて創りたいのは、大好きになってもらえる音楽空間で、スピーカーシステムそのものの開発も、音響機材の選定もそれらのセッティングデータの書きあげも、そのために必要な要素を抜かりなく積み上げることに努めているだけだったりします。オーディオ趣味に精通されている方ならよくご存じだと思う「リファレンス」とか「原音再生」とか「高級=高額=良音質」というような事ごとを目指したり推奨するようなことは、考えたこともありません。数字で表せる高性能なものをつくりたいわけではまったくなく、ただただ惚れてもらえるものの正体を追い求めているわけです。
惚れてしまう、すなわち琴線を響かせる要素のひとつに、在りし日の情景を想起させるような感動体験があると思います。
今回、この方が愛車のNAロードスターにご夫婦で収まり、スピーカーシステムの仕上がりを確認していただいたときの様子は、まさにご自身が刻み遺した轍の姿を確認できたことへの感動だったのだと理解しています。かつてDJとしてパフォーマンスを披露していた頃に好んで選曲した楽曲では、客にしっかりと伝えたいキメのフレーズのきらめきを確認し、坂本龍一のピアノが奏でる旋律に彼にしかわからない記憶が甦り、そして奥さまの愛聴曲への興味がふくらみ……そういう様子が収められています。
そのような様子を目の当たりにして、ご当人以上にわたしが感激してうれしくなってしまったのは、オーナー氏は数年前に片耳の聴覚をほぼ完全に失い、大好きだった音楽をむしろ遠ざけるような日々を過ごしていたことを伺っていたからでした。
彼の片耳は音を感知するセンサーとしての機能を失ってしまいましたが、彼の脳に刻まれた音楽の記憶は、それ以外のすべてのセンサーを通じて彼に入力された情報によって大好きなロードスターの車内にくっきりと蘇っているのだと、そのように映りました。思わず両手を拡げて左右の空間の中に浮かぶ音楽をイメージするような姿に、事情を伺っていたわたしには信じられないような光景を見ているような気持ちになりました。
鼻先をキンモクセイの香が撫でるとふと思い出すような何か……のような体験、誰しもにあると思います。それと同じように、記憶の彼方に置いてきたような情景が蘇るような音楽空間を創って、それを必要としている人に届けてみたい。そして欲を言えば、愛車の中で過ごした今日の記憶を何年も先にふと思い出したときに、その情景の一つの色としてわたしが創ったスピーカーシステムから流れる音楽が蘇るようなことがあれば最高じゃないかと、そう思うわけです。
現在、ウェブサイトを全面改修しているため、スピーカーシステムへのリンクが切れています。スピーカーシステムの製作、試聴については、I.Y.A.Garage 岩間くんへご連絡ください。追って、ヤマグチが対応させていただきます。
090-7630-1461
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会社のホームページを変更しました。
2024/09/15 23:19 Filed in: 日記っぽい話
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会社のホームページを変更しました。以下にリンクを貼っておきます。
【 k-advanced Inc. 】
会社といっても社会的な立場として法人を名乗れる最小の規模で、わたしが好きなこと、やりたいことを放り込むただの器のようなものです。なので、いろいろな事ごとについての具体的な表現は、山口宗久 としてこの yamaguchi-munehisa com や facebook等のSNSなどで発信してゆこうと思います。
"yamaguchi speaker system" についての表現も一時期、会社のホームページで展開していたことがあるのですが、もう一度この yamaguchi-munehisa com に戻して、わたしの粘着質なこだわりをみなさんにネチネチと示してゆこうと考えています。
まだ作りかけですが、どうぞ楽しみにしていてください。
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NCスピーカーシステムの話をもう少し。
2024/09/14 03:41 Filed in: スピーカーシステム
みにくい「自前サーバーブログ」が続いていますが、もうしばらくご辛抱ください。facebookに寄せられた視聴環境ごとの見え方について、対策を検証しています。
昨日のブログ、出掛ける前のドタバタとした時間に慌てて書いたので、後で読み返すとなんだかとても雑でした。
写真の説明が特にひどかったので、そこだけもう少し詳しく書き直します。
写真は、ドアスピーカーを取り付けるところのものです。5ミリ厚のベースボードの上に、24ミリの土台を組んでそこにエンクロージャーを載せ、その上にスピーカーユニットを組み込んだバッフルボードを取り付けます。
ずいぶん大がかりな構成ですが、イメージする音を実現するために必要な要素を漏れなく実行したらこうなってしまいました。どれも省略できなかったということです。
例えば、取り付け部周辺の、いかにも共振しそうな平らな鉄板を覆いながら既存のスピーカー取り付け穴を塞ぐためには、このくらいの面積のベースボードが必要です。面積がとても広いので、少し厚めの5ミリ厚のCFRPを使いました。とても大きな強度を持つCFRPですが、実はそこそこしなるので、形状や大きさごとに厚さを変える必要があるんです。
ベースボードの妙な格好の外周は、最後に取り付ける樹脂カバーに干渉しない範囲で目一杯広い面積を取った結果です。L字型の切り欠きは、樹脂カバーの脚に干渉しないためのものです。とにかく、スピーカーシステムを取り付ける周辺をしっかりとした強固な土台として仕上げること。これが、基本です。
その上に24ミリ厚の土台を積み上げます。
NCロードスターは、ドア戸袋車内側の鉄板からウインドウレールまでの距離がとても浅く、このような土台がないと、必要な容積のエンクロージャーを実現するための奥行きが取れません。実はBOSE仕様を含めた純正スピーカーは、戸袋のサービスホールを塞ぐ防水用樹脂パネルの凸部のてっぺんにねじ込まれています。ネットで調べると、多くの人もその樹脂パネルの凸部に取り付けボードを介してスピーカーを取り付けているようです。ただ、これではメリハリのある明瞭な音の再生は難しいです。
音の明瞭感を実現するために考えることの例として、「枕の上の目覚まし時計」という話をよくします。柔らかい枕の上で鳴る目覚まし時計の音は、音に変換される前の振動が大量に枕に逃げてしまいます。本来ならば、自分を起こしてくれるはずのエネルギーは、音になる前に枕を震わすために使われてしまうわけです。もし仮に、目覚まし時計をしっかりとして硬質なボードに取り付けたとしても、目覚まし時計の振動はやはりボードを伝って枕に逃げていってしまいます。まくらが極小に見えるほど巨大なボードを用意すれば、また別の話になりますが、あまり現実的ではありません。いずれにせよ、朝きちんと起きたければ、目覚まし時計の置き場所は、枕のようにダンパーの役割をするものの上ではなく、内部損失の少ないしっかりとした土台の上が最適というわけです。
しっかりと組んだ土台の上に、スピーカーユニットを組み込んだバッフルボードを固定します。
実は、バッフルボードの外周は円形ではなく、カムのように一部が欠けた形状になっています。これは、BOSEスピーカーサイズに切り抜いた純正樹脂カバーに干渉させないためです。車両を加工・改造しない取り付け性能を実現しながら、同時にスピーカーシステムの取り付け位置をめいっぱい手前に引き出したいという音へこだわるための理想も捨てたくないとふんばると、あっちもこっちもこのような工夫だらけにならざるを得えません。このことは、NCロードスター用に限らず、すべてのスピーカーシステムに共通した特徴です。タッピングビスでドアパネルに穴を開けていいよということならば、イチミリも頭を捻る必要がないところです。
そういえば、IYAGarage 岩間くんから、NCの取り付けひとまず完了ですという写真が何枚か送られてきました。トランクの中は既設のパワーアンプの上に2階建て構造でDSP(アンレス)を搭載してます。いまは剥き出しの配線類を隠せば、もう少し美しく仕上がるでしょう。
というわけで、今日はあと4時間くらいしたら、IYAGarage に向かいます。まずは、このDSPにPCをつないでセッティングを行います、オープンとクローズを作らなくてはいけないので、お昼頃までは掛かると思います。その後は、オーナー氏が夕方に引き取りに来るまでは試聴していただけます。
車両の仕度の都合があるので、何時ころに行きたいんだけど……的なお電話を事前にいただければ助かります。連絡をいただければ、わたしも帰らずに待っています。
I.Y.A.Garage 岩間くんへご連絡ください。
090-7630-1461
神奈川県足柄上郡開成町延沢602-1
3Dフルシステムを装着したNDロードスターとW124も試聴していただくことが可能です。
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NCスピーカーシステム、幸せになれます。
2024/09/13 09:46 Filed in: スピーカーシステム
みにくい「自前サーバーブログ」が続いていますが、もうしばらくご辛抱ください。facebookに寄せられた視聴環境ごとの見え方について、対策を検証しています。
NCロードスタースピーカーシステム、シリアル0000番の試作機、オーバーホールが終わって車両に戻す作業をI.Y.A.Garage にお願いしました。
いくつか追加のシステムアップ項目があったので、わたしも機材周りを手伝って、音が出るところまでは作業に付き合いました。午後3時半から始めて、メシも食わずに午後9時頃まで掛かりましたが、音出しのテストも無事終えて帰路に就きました。金曜日、岩間くんが内装の組み付けをきちんと仕上げて、土曜日に引き取りに来るオーナー氏にお返しすることができるでしょう。
NCロードスタースピーカーシステムが、なぜこんなにたいそうな姿になったのか。
土台は絶対に大切なんです。しかも樹脂製の薄い土台の上に、どんなにしっかりした土台を載せても、それは樹脂製の土台の効果止まりなんです……というあたりの話は、長くなるのでまた今度。
前回のブログでお話ししたとおり、ラウドネスオンで低音高音ぶんぶん、音響エフェクトでさらに極端なイコライザー効果ぶんぶん状態で鳴らし続けた結果、スピーカーユニットが壊れてしまったことが今回の作業の理由です。ということはつまり、また同じ環境にスピーカーシステムを取り付けた場合、またうっかり鳴らし壊してしまう可能性もあります。そこでオーナー氏と相談して、DSPを取り付けてもらうことにしました。
・NCロードスタースピーカーシステム(パッシブネットワーク回路付き)
・NCロードスター サブウーファーキット
・BassPLUS+
・audison SR5.600パワーアンプ(4ch + 1ch)
・古い2DINサイズカーナビ
・【audison bit Ten-D (アンプレスDSP)】
・【audison B-CON(Bluetooth受信機)】
【カッコ】内が今回追加した内容です。
これまで使っていたとても古いカーナビは、RCAラインアウト端子が付いてなく、内蔵パワーアンプを経由した出力をパワーアンプに送り込んでました。前回のブログでも説明したとおり、バッテリー端子を抜くような整備を行うと自動復帰するデフォルト状態が、ラウドネスやサウンドエフェクトがオンの凄まじい音づくりのこのカーナビヘッドユニット。スピーカーの質が良くなくてもそれなりな"感じ"に聞こえさせようという狙いで設計されたのだと思います。つまりストレートに言っちゃうと、音楽なんて聞こえればいいじゃんくらいのオーディオ品質優先度で、CDを掛けてもすごく平坦な感じの音楽しか聞こえてこなかったんです、実は。
オーナー氏は、ヤマスピのことをとても応援してくださる方で、その熱意たるや、ロードスターのイベントでも自発的に試聴会を開催してくださるほどだったりします。そのような日頃のお礼の意味も兼ねて、ガレージで眠っていた bit Ten-D を無償で差しあげることにしたのが、今回のシステムアップのきっかけです。眠っていた機材とはいえ、発売当時は、他に選択肢がないような素晴らしい機材でしたし、かつてわたしのW124で使用していた機材そのものだったりします。
DSPを使うためにデジタル接続が必要になるので、audison B-CONを使用することにしました。今となっては旧型の bit Ten-D は、96kHz/24bit を超えるサンプリングレイトの音源を流し込むとフリーズしてしまうのですが、B-CON のBluetooth受信限界は 96kHz/24bit なので、ちょうどいい具合の関所になります。有線で192kHz/24bit をスルーアウトさせる機能も備わっているのですが、今回はその端子は使いませんから。
で、昨日のうちに音が出るところまで組み上げての感想は、やっとホンモノのNCロードスタースピーカーシステムの音に出逢えた、というものだったりします。DSPはまだクロスオーバーネットワークを簡単に割り当てただけ……つまり、SR5.600にも同じくらいのことができるネットワーク調整機能は付いていますから、SR5.600を素で鳴らしているのと同じです。それなのに、こんなに澄んだ音が聞こえてくるなんて。
音源のクオリティの重要性とそこまで神経質にこだわらなくてもいいよ提案については、またこんどゆっくり書きたいと思いますが、今回ばかりはかなり驚きの結果となりました。
土曜日の朝、組み上がったNCロードスターが待っているI.Y.A.Garageに行って、DSPのセッティングを行い、仕上げます。午後には完成していると思うので、ぜひ聴きに来てください。デモカーの用意がないモデルなので、いつかまた今度は、ご縁がなかったということで、というのとほぼ同意かと思います。わたしも夕方までおりますから、いろいろなご質問に直接お答えできます。ぜひ、に。
瞬間芸みたいなiPhone撮影動画ですが、NCロードスタースピーカーシステムの素の音です。
車両の仕度の都合があるので、何時ころに行きたいんだけど……的なお電話を事前にいただければ助かります。
I.Y.A.Garage 岩間くんへご連絡ください。
090-7630-1461
神奈川県足柄上郡開成町延沢602-1
当日は、3Dフルシステムを装着したNDロードスターと、W124も試聴していただくことが可能です。
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今週末、NCロードスター試聴できます。
2024/09/11 16:23 Filed in: スピーカーシステム
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NCロードスタースピーカーシステムの試作機をオーバーホールしています。試作にご協力いただいたオーナー氏のナビゲーションヘッドユニット、ラウドネスなど賑やかなエフェクトがオンの状態がデフォルトのようで、バッテリーを外すような整備を行うと低音高音が思いっきりブーストされた音質調整に戻ってしまいます。どうやらうっかりそのままの状態で使用されていたようで、鳴らし壊してしまった感じです。
取り外したNCロードスタースピーカーシステムの試作機、シリアル0000番です。test 2021.5.29 とあります。3年半、お疲れ様でした。
試作機なので、製品版と少し形状が異なるのですが、基本は同じです。いろいろと書き込みがあって試作機っぽさ満点ですが、何かを気取って書いているわけではなく、世の中にコレ1つしかない……みたいな段階では、実機に書き込みをしておかないと、部品同士の位置関係や製品版への変更箇所などがわからなくなってしまうからなんです。
いま改めて眺めてみると、よくこんなものを作ったと思います。ドア戸袋の大穴をふさぐための大きなベースボードは5ミリ厚。NCロードスターのスピーカー取り付けの様子をみていると、樹脂製の戸袋穴塞ぎのパーツの上にベースボードを固定して、そこにスピーカーユニットをねじ留めしている方が多いようですが、あれではダメです。グラグラの木組みの足場の上に建てた城のようで、スピーカーボードがしっかりしていればしているほど、スピーカーから発せられた音振動はグラグラの足場に伝わって薄まってしまいます。しっかり感が期待できない樹脂製パーツに取り付けるのであれば、むしろどれだけフローティングさせられるかという発想の方がおもしろい結果につながるような気がします。やったことないですけど。
NCロードスターの場合、鉄製の戸袋に空いている穴が大きすぎて、これをベコベコしないようにしっかり塞ぐには、CFRPを使っても5ミリくらいの厚みが必要だと理解してください。
その上に、24ミリ高の丸い土台を作って、その上にエンクロージャーを載せ、その上からスピーカーユニットを固定したバッフルボードを重ねます。どの部品もけっこう大きいです、加工を含めた原価、とんでもない金額になりました。こういうふうにしないとダメだとわかっていたので、NCロードスター用のスピーカーシステムはロードスターの中でいちばん後回しになりました。いったいどれだけコストが掛かるのよ、という大問題が起こることがわかっていたので。
まあ、そんなこんなの経緯はありましたが創ってしまったというわけで、今回、スピーカーシステムのオーバーホールを機に、むかし使っていたDSP=
audison bit Ten-D という機材を使って、既設のSR5.600パワーアンプを駆動するシステムを組みます。パワーアンプのチャンネル数の関係で、ツィーターとメインスピーカーを1チャンネルとしてカウントする(クロスオーバーネットワークはスピーカーシステム付属のパッシブ回路です)簡易DSPセットアップですが、ラウドネスがぶんぶん鳴るシステムからバイバイできます。
NCロードスタースピーカーシステム
NCロードスターサブウーファー
BassPLUS+
audison vit Ten-D
audison SR5.600 パワーアンプ
今週の土曜日の午後、I.Y.A.Garage に来ていただければ、NCロードスタースピーカーシステム、試聴していただけます。車両の仕度の都合があるので、何時ころに行きたいんだけど……的なお電話を事前にいただければ助かります。
I.Y.A.Garage 岩間くんへご連絡ください。
090-7630-1461
当日は、3Dフルシステムを装着したNDロードスターと、W124も試聴していただくことが可能です。
オーバーホール中のNCスピーカーシステムは、メインユニットを新調して、
いま、こんな状態です。試作中に必要だった書き込みも消して、きれいに掃除しました。
そうそう、そういえば、ポルシェ空冷911用スピーカーシステムの部品が届きはじめました。これはエンクロージャーです。取り付けちゃえば見えなくなる部分がいちばん変な格好です。はい、意味あるカタチだとご理解いただいて正解です。これから1つひとつ、わたしが手仕事で仕上げてゆきます。
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JBL BASSPRO HUB のこと。
2024/09/10 18:52 Filed in: スピーカーシステム
みにくい「自前サーバーブログ」が続いていますが、もうしばらくご辛抱ください。facebookに寄せられた視聴環境ごとの見え方について、対策を検証しています。
ガレージでJBL BUSPRO HUB というサブウーファーを分解しました。A124(W124カブリオレ)にスピーカーシステムのフルシステムを組ませていただいたときに使用したものですが、故障してしまって取り外したものです。残念ながら保証書が見当たらないということで、新品をもういちどお買い上げいただくことになってしまったのですが、取り外した故障品はいつか復活させてやろうと思い取り置きしていたのでした。
取り付けてDSPセットアップをする前、元気に鳴っていたときの動画です。もう4年も前なんですね。
今回、少しくらい修理に手間とコストが掛かってもいいから直してみようと思い、分解しました。PRT(プロテクション)という赤いLEDが点灯して、反応しなくなるという症状。ウェブで公開されている英語版の説明書によると、この赤いLEDは、回路のショート、電源電圧の過不足等の異常を検知したときに点灯するとのこと。使用開始後1年も経っていない機材なのでコンデンサーのパンクということはないでしょう、と。ハーネスの短絡か電子基板のはんだ付け不良か、ひょっとしたらはんだくずのような通電性のゴミでも転がっているか、そんな感じじゃないのかなと、楽観的にイメージしながら分解したのでした。
結論から言うと、目視で確認できるような不具合箇所はなく、これは余計なことを考えずに捨てることにしました。電解コンデンサー内部のショートとか、スピーカーユニットのコイルが擦れて短絡しているとか、パワートランジスターがパンクしたとか、いろいろ考えられるんですけど、テキトーなことをして、仮に音が出るようになったとしても火が出たりするとタイヘンなことになりますから。
それにしてもJBL BASSPRO HUB、これがたった5万円で買えたんですね、という内容です。密閉型の2分割式エンクロージャーと、スピーカーユニットを保護するためのカバーは、すべてアルミダイキャスト製です。11インチ=28センチ径のスピーカーユニットは、スペアホイールに取り付けるボルトが貫通できるよう、ドーナツ型の特殊な形状です。つまり、他の機材と共有の使い回し品ではなく、完全にこの機材のために作らたユニットということです。エンクロージャーの中に収まるパワーアンプの回路も、汎用のチップセットが載っかったものではなく、この機材のためのオリジナル回路だと思われます。電源部にも音声部にも大きなコイルを組み込み、大きな容量の電解コンデンサーをドカドカと……プリント基板のパターンをチェックしていませんが、並列につないで大容量のキャパシターとして電源系で使ってるのでしょう。もちろん半導体は、汎用のものを使っているのでしょうから、完全オリジナルではなく、アレンジメント回路ということだと思いますが、それでも十分に立派です。
1980年代〜1990年代中ごろの日本製オーディオ機材は、半導体まで独自設計の専用品がたくさん使われていましたが、今となってはAliExpressとかで1枚300円くらいで売られているような汎用のチップセットをアルミ筐体に入れてるだけの製品だったりします。数年前、アルパインとカロッツェリアのパワーアンプの中身が、電子基板のプリントパターンまでほぼ同じ……2万円程度の安い製品ではありましたが、そういう日本製になってしまったことをこの目で確認しちゃってからは、大きな看板で商売する作っている人の顔が見えない日本製オーディオ製品への期待も信頼も消滅してしまいました。創意に溢れていたあの頃から半世紀近く経ってるわけですから、という片づけ方ではよくないような気がしますが、変わってしまったという事実は受け止めておくべきでしょう。
JBL BASSPRO HUB、JBLのカーオーディオ部門が日本市場を撤退したことで手に入りにくくなり、それからいくらも経たないうちに、製品自体が廃番になってしまい完全に入手不可能になってしまいました。その後、確か1年くらいして、フランスのBLAMという会社から、まったく同じ筐体を使った製品が登場したのは奇跡のようにラッキーな出来事でした。今やハーマン/カードン、AKG、マークレビンソンと並んで韓国サムスングループの巨大な傘の下に入った名門ブランド"JBL"と、ホームページに会社のメンバーが写真付きで紹介されているような2013年創業の若くて小さな会社"BLAM"の間にどういうやり取りがあったのか知る由もありませんが、とにかくよかったよかった、ということです。JBL時代の2倍近い9万円という価格は、企業規模からイメージできる販売数を考えると妥当でしょう。
というわけで、残念ながら復活を目論んでいたJBL BASSPRO HUBは、燃えないゴミの日を待つことになりました。
そういえばちっとも関係ない話ですが、audison B-CON が2セット届きました。1台は週末までにマツダ・NCロードスターに、もう1つは今月中にポルシェ911/993に装着する予定です。
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山本修弘さんのことを書きました。
2024/09/10 11:42 Filed in: "書き"のお仕事
みにくい「自前サーバーブログ」が続いていますが、もうしばらくご辛抱ください。facebookに寄せられた視聴環境ごとの見え方について、対策を検証しています。
さて、
9月27日発売のカーセンサーエッジ誌、連載「クルマの達人」で、NDロードスター開発主査を務められた山本修弘さんのことを書かせていただきました。
具体的なクルマの話……例えばサスペンションとかエンジンとかデザインとか、そういう話は、ほとんど書きませんでした。ただただ山本さんの目の前に現れた情景とそれについてのご本人の反応を書きました。その中から、我ら凡人の身の丈からでも見渡せる決してスーパーマンではない親しみと、おおよそほとんどの人には真似できない人並み外れた特性を読み抜いていただければうれしく思います。NDロードスターが、いまよりもっと愛おしくなるなるかもしれません。
写真:上出優之利
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ブログ移行、動画貼り付けのテストです。
2024/09/06 05:25 Filed in: 日記っぽい話
おはようございます。
少し掛かりっきりのデスクワークがあって、間が空いてしまいましたが、ブログのテストを再開します。
1回目のテストブログについて、それぞれの視聴環境での見え方についてfacebookにコメントをくださった皆さん、ありがとうございました。
少し手を加えたのですが、改善されましたでしょうか。
今回は、動画のアップについてテストします。
1)まず、facebookにアップ済みの動画へのリンク貼り付けです。
2)
2つめは、YOUTUBEからの貼り付けです。幅=560サイズでのリンクですが、どんな感じでしょうか。
3)
3つめは、ブログ作成ウインドウに直接貼り込んでみましたがなんだか反映されていないっぽいです。とりあえすアップしてみます。
さて、皆さんの視聴環境ではどんな感じに見えていますか。お時間がある方はfacebookのコメント欄で教えてください。
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