仕事・書くということ/書籍
仕事・書くということ/書籍
WORKS・書籍
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WORKS
双葉社 184頁
1997 / 7
クルマの達人
クルマの悩み解決します
自動車修理達人録
クルマを早死にさせない本
あ〜勘違いメンテナンス
林教授に訊く
『クルマの肝』
図解でなるほど! メカニズム
クルマのしくみが
すぐわかる本
あなたがやってるダメ運転、危険運転…
あ〜勘違い運転術
双葉社 510頁
2002 / 1
三推社・講談社 168頁
2006 / 3
2007 / 8 第2刷発行
グランプリ出版 204頁
2006 / 4
三推社・講談社 112頁
2006 / 7
三推社・講談社 176頁
2008 / 1
すでにフリーランスではありましたが、CarExという雑誌の編集部に用意してもらったデスクに向かって毎日出勤していた頃に、同誌に連載していた「新日本達人紀行」をまとめたものです。ただ、完成した本が書店に並ぶころには、CarEx誌は休刊してしまっていたように記憶しています。後日、取材の帰りに立ち寄った米・サンノゼの紀伊國屋書店の書棚に、初めて見るデザインの北米仕様(^^;の帯付きで並んでたのを発見したときはうれしかったです。もちろん買いました!
初めて書籍出版のお話をいただいたとき、私は自動車雑誌の編集部に在籍していました。フリーの編集者と自己紹介する電話の声は、そんなこと夢にも思っていなかった私には突然すぎて、なんだかとても怪しく聞こえたのですが、でもとてもていねいに、私が執筆中の連載記事を書籍にまとめて出版したいと思っていることと、そのためにまず著作者の承諾をいただきたいのだということを説明してくれました。なんだかワケも分からずに、ただ悪い話でもなさそうだったので「ありがとうございます。それでは、よろしくお願いします」と返したら、向こうの方が私以上に安心した様子でよかったよかったという感じになったことが、なんだかとても不思議で、今でも編集部に電話が掛かってきたその場面だけ、よく覚えています。それが私の、書籍のお仕事のことはじめです。
CarEx誌で連載していた「新日本達人紀行」は、同誌が休刊する少し前に休載となりましたが、その後CarSensor誌で「クルマの達人」として連載できることになりました。本書は、その新たな連載2年目にお話をいただいて出版した書籍ですが、当初は掲載30人まで-200頁+α-1400円前後-2001年秋出版という企画で進んでいたのに、書き進めるうちに52人-510頁-2800円-2002年1月出版という、大遅れで出てきた高価なコロコロコミックのように分厚い本になってしまい、担当編集者にずいぶん怒られました。 連載の方はその後も隔週で10年間続き、その間に200人以上のクルマの達人を取材することができました。
GermanCars誌で連載していた「ドイツ車愛憎劇場」という連載をまとめたものです。メンテナンス系の記事は、機械の写真やくどい解説だらけの油っぽいものになってしまう傾向があるので、読み物として十分に楽しめるような内容を目指しました。お陰様で、重版することができました。
driver誌での連載をまとめたものです。連載時のタイトルは、「林教授をマークせよ」〜「林教授のFINAL ANSWER」〜「林教授が開く迷Qの扉」と3回も変わりましたが、本当の答えがわかる理論に基づいたメカニズムQ&Aを、読み物としても楽しめるタッチで表現するという書き様は貫きました。読者からの質問に対し、数式や理論を用いて返答される林教授の回答を、文系頭脳な人たちにも楽しく分かってもらえるように解きほぐし、文字に置き換えるのが私の役目です。本書では、8年間続いた連載の前半分くらいの内容を収録しています。林義正教授との共著として出版させていただきました。身に余る光栄であります。
driver誌で連載された「クルマの真実(ホント)」をまとめたものです。クルマのメカニズムを部位ごとに採り上げ、その部位に精通している町の自動車職人さんへの取材を通じて集めた整備現場ならでは視点をフューチャーしつつ、そのおもしろさ紹介しています。写真や図版ではイメージしにくい仕組みや動きを表現するために、機械を擬人化するなどの工夫を凝らした楽しいイラストで絵解きしています。
私のたっての希望で実現していただいた書籍です。クルマとその近くで働く人たちと日々接する仕事をしている中で、交通事故による不幸を1件でも減らせる何かが出来ないだろうかという思いで、全編書き下ろしました。挿し絵の原案もすべて私が描き、それを元に素敵な楽しいイラストに仕上げていただきました。おかげで、わはは、と笑いながらエピソードを読みすすめていくうちに、まったく押しつけがましくなく、説教くさくないのに、習慣化してしまってる運転のクセに潜む交通事故の原因に気づくことができる書籍が作れたと、自負しています。月並みですが、私の運転は大丈夫、と思っている方にこそ、楽しんでいただきたいと思う書籍です。また、クルマを運転する愛する人にも、ぜひ贈ってあげてください。