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ヤマスピ

「audison B-CON」登録名変更の方法






2025年現在、車内で音楽を楽しむ為の推しメディアは、LDAC接続が出来るBluetoothガジェットに収録された高音質のFLACファイル音源一択と言っていいと思います。具体的なガジェットで言えば、ソニー製のAndroidケイタイ「xperia」(LDAC非対応の一部機器を除く)、または同じくソニー製「WALK MAN」を選択すれば間違いないです。

車載のレシーバーは、audison製「B-CON」か、audio-techica製「AT-HRD300」の2機種が浮かびますが、わたしは「B-CON」をお勧めします。AT-HRD300はテスト用に2台購入しましたが、どちらもあっという間に壊れてしまいました。信頼性がかなり疑わしいと判断し、以降どなたにも勧めていません。

というわけで、レシーバーは「B-CON」一択というわけですが、複数台の愛車をお持ちの方から「音楽プレイヤーのBluetooth 候補に愛車の数だけ "Audison B-CON” という接続候補が並ぶんだけど、この表示を任意に変更できないだろうか」という問い合わせがありました。Bluetoothの仕様規格に、前回接続した機器とはその危機を感知し次第自動的に接続する、というものがありまして、愛車が1台だけで、ケイタイガジェットを自宅や職場などのオーディオやヘッドフォンにBluetooth接続しないのであれば、愛車のエンジンを始動する度に自動的に接続が完了するのですが、それ以外の場合は、ガジェットを操作して、どのBluetooth機材に接続するのかを選択する必要があります。

複数台の愛車のそれぞれに「B-CON」が装備されている場合、ガジェットのBluetooth機材のリストにずらりと並んだ「Audison B-CON」という表示の中から、今乗車している愛車の「B-CON」を当てなければならないという無駄な作業を強いられることになります。

W124のB-CONは「W124...」、ロードスターのB-CONは「Roadster...」という具合に名前が付けられませんか? というわけです。

これ、できます。

xperia の場合は、「設定」→「機器接続」→その車両の「Audison B-CON」の右側のギアマーク→「画面右上隅の鉛筆マーク」→「表示されている名前をタップ」すると文字入力画面に切り替わります→入力完了後「名前を変更」をタップ、すれば 接続機器を任意の名称に変更することが出来ます。

screenshot_7071


iPhoneの場合は、「設定」→「Bluetooth」→名前を反抗したいB-CONが ”接続済み” 表示になっている状態で右側の「i」をタップ→「名前」と進めば、名前を変更できる画面に進めます。

「 "audison B-CON" 登録名変更の方法 iPhone編」 facebook投稿動画


以上、参考になりましたでしょうか。






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「ヤマスピ_TEST_SONGS_01」






明日から仕事始めという方、多いんじゃないかと思います。わたしは年末から椅子に座っていられないほど体調を崩しちゃいまして、とうとう帰省も適わない年越しでした。1年間の疲れを世の中が停まる年末年始に吐きだして調整を図るこの自律系安全装置、3年に一回間隔くらいで発動するので、まあ正常ということでしょう、あはは。

さて昨日、NHK紅白歌合戦をインターネットのサービスで観ました。なかなかよく考えられた出演者の選定でよかったと思いました。B'zを観ながらスマホで調べたんですが、稲葉浩志ってわたしと誕生日が1週間ほどしか違わないんですね。自分もまだもう少し頑張れるかなと思わせてくれました……って、いったいMacの画面の中になんの幻想を見たのか。あはは、泣けてきます。

でですね、Superfly も出てましたね。"Beautiful"という曲を演ってました。イントロが流れた瞬間、”ああこの曲っ”って寝ぼけた体が少し覚醒しました。

「Superfly」、めっちゃ難しいんです。

なにが難しいかって、カーオーディオで再生するのがものすごく難しいんです。最近のポップスにしては珍しく、リミッターやコンプレッサーの掛かりがすごく薄い気がします。機材を使って音量のピークが振り切れないように抑えることで全体の音量を持ちあげ気味にして音圧を高めてパワフルな感じを演出するというのが、今どきのレコーディングの流儀だと思うのですが、Superfly はどの曲もそれぞれの音の突き抜け感をとても大切にしている感じがします。つまり小さな音から大きな音までの振れ幅が、それぞれの楽器で大きいように感じるんです。しかも盛り上がりポイントで鳴ってる音の数がすっごい多いです。おまけにけっこうな編成のストリングスはボーカルとかなり近い音域でかなり派手に弾いてくれちゃってます。ボーカルも負けじとワンワン歌い込みます。一気に何もかもがうわーって鳴る感じの盛り上がり方が Superfly の特徴なのかな、と。

ところがこれを、15センチくらいの小さなスピーカーで鳴らし切るのってほんとうに難しいです。再生ボリュームが小さいと、きっとメンバーが目指しているこれぞ Superfly という盛り上がりを感じることができません。けれどもボリュームを上げると、こんどはなにを演っているのかわからないような音団子になってしまいます。ときにわたしの仕事部屋のオーディオは、PA用のスピーカーと小スタジオ用のパワーアンプという業務用機材の組み合わせなので、オーディオマニアの方々に喜んでいただけるような色気ある眺めと無縁ですし、朴訥で淡々とした音ですが、イベント会場とかで遠くまで届くような鳴り方を使命として作られたものたちなので、民家の屋内で楽しめるくらいの音量ではまったくグシャグシャになることなく斯様な Superfly も機材の許容範囲の中に完全に収まっています。散らかった仕事部屋ですが、こんな感じです。

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この感じをクルマの中で、あの頃系メルセデスなら7センチ、ロードスターの各モデルでは10センチの直径しかないユニットで実現しようという壁をよじ登っているときに聞きまくったのが、Superfly のBeautiful という曲なんです。ちなみに Superfly、ある程度以上のクオリティのヘッドフォンなら、けっこういい感じに聞こえることも確認しています。ヘッドフォンの場合、大きな音で聴いていると感じていても、実はそんなに大音量にはなっていませんし、鼓膜の直近でどういう案配で音を震わせればいい感じに聞こえるのかという研究がしっかりできているんだなと感じます。もちろん、今どきの視聴環境の傾向を考えると、制作側も当然ヘッドフォンで視聴されることを想定したマスタリングをしているはずです。ただ、ヘッドフォンは耳でしか音楽を感じることができないのが残念で、わたしが目指している音楽空間の世界観とはまったく異なります。

Amazon Music のプレイリストとYOUTUBEのリンクを貼っておきます。

2024_0105

「ヤマスピ_TEST_SONGS_01」 Amazon Music



イントロのギターのクランチトーンの絶妙なざらつきをまるでギターアンプの前にいるような粒立ち感で浴びる音量感のまま、サビに入ってもグシャッとしないまま爽快に聴き抜けられる感じ。特に3分37秒辺りからエンディングに向かって大盛り上がりのアレンジを「うるさい!」と感じないまま音楽に没頭できるように楽しむことができるオーディオを愛車の中に持ち込めたら、ドライブしながらトキメキまくれたらどんなに素敵だろう、というのが、わたしがyamaguchi speaker system で目指しているイメージだったりします。

1曲だけだと淋しいので、EGO-WRAPPIN' の「老いぼれ犬のセレナーデ」もプレイリストに加えておきました。これもスピーカーシステムの開発とセッティングで使う定番楽曲です。なにしろ空間感が素晴らしい音源で、右手の指を離れる瞬間のウッドベースの弦のテンション感や指板と弦が触れる音、ギターの音から録音したスタジオの広さが見えてくるような、そういう空気感のトキメキをチェックするときに思い出す曲です。今どきはインターネットでいろんな情報が手に入るので、いったいどういうギターを使うギタリストなんだろうと思って調べてみて、こういうギターと、なになにヤマハのトランジスタアンプがお気に入りなのかか、なるほどね、こういう感じの音がしそうだねなんて、そんなことも楽しい、そういう音楽空間を身近に持っているってほんとうに人生を楽しくするよなってそう思うわけです。

ぜひ、ご自身の愛車でこの2曲を試し聴きしてみてください。そしてもし、この2曲についてヤマグチはどう取り組んだのよ? ということに興味を持っていただけたのなら、いちど試聴してみてください。

試聴していただけるNDロードスター(幌車/アバルト124スパイダーも同型です)は都内か大井松田にあります。W124は茅ヶ崎です。PORSCHE 993(964も同型です)、NAロードスター、NCロードスター、S124、A124は、オーナー氏のご協力が必要ですが、ほとんど神奈川県内にあります。

いずれも、I.Y.A.Garage の岩間くんに電話をして問い合わせてください。電話を掛ける時間帯は、常識的な範囲でお願いいたします。
090-7630-1461



というわけでさてさて、明日から世の中が動きます。わたしも遅れないようについてゆこうと思います。



Superfly『Beautiful』/YOUTUBE


Ego-Wrappin' 『老いぼれ犬のセレナーデ』/YOUTUBE





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